整経

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染色(整経工程)




 ロープ染色工程は、整経→染色→分繊の三つの工程から成り立って

います。

整経は、染色の前工程になります。紡績工場で紡がれた糸一本一本を



   
染色できるようにロープ状に束ねて、円筒形に巻いていきます。

これを機械化している工程です。

 ところで、1ロープ当たり何本の糸を束ねているのでしょう。

生地の経糸の総本数にもよるのですが、だいたい1ロープ当たり400本から500本と

いったところでしょう。

もちろん、巻き上げている間に、1本でも糸が切れると自動的に止まりますが、ただ

その際、上手に処置をしていないと、後の染色工程で大変なことになります。

たかが1本1カ所でもなんです。

 話は少し飛びますが、綿を扱う工場は風綿との戦いとも言えます。

例えば綿の繊維が、稼動中、空中に飛散しますが、それが、センサーに悪さをしたり、

染色に影響したり、最悪は、電気のショートにより風綿に飛び火し、火事を起こすること

もあります。

 話を戻しますが,染色する数量、番手(糸の太さ)、1ロープ当たりの本数などによって

大きく違いますが、このボール状には、最低300メートル位から、長い場合で

12000メートルの糸が巻かれています。

また、一本一本の糸の通りを区分けするために、アゼ紐が、等間隔で入れてあります。

これは、後の分繊工程で大変重要な役割を果たすことになります。

 ところで前述しました番手についてですが、これは糸の太さを表す単位です。

通常、ジーンズのデニム地に使われるのは、7番手です。6番手、5.5番手になると

より太くなり、逆に、8番手、10番手になると細くなります。

緯糸には7番手、あるいは、少し軽めで10番手などがよく使われているようです。

14オンスデニムは、経糸、緯糸とも7番手が使われるケースが多いようです。

 因みに、工場によっても違うでしょうが、この7番手を基準に染料のフィード量も決めて

いきます。

     次の式は公式になっています。
 

    長さ(単位はヤード)×本数÷(840×番手)=糸の重さ(単位はポンド)です。

    840は定数です。




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