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糊付け(サイジング)




  付けは、染められた経糸にを付け、織機で織り易いようにする

 ための工程です。

 サイジングと言われることが多く、専用の機械で糊を付けていきます。

 平らに平行にシート状に並べられた糸が、一定のテンションを、保ち

 ながら、糊BOXから絞りロールそしてシリンダーで乾燥された後、

サイジングの巻き取り部分です。
生地2幅分を同時に巻き取っています。

織機ビームに巻き取られます。

つまり、構造はとても単純で、分繊ビームを乗せるスタンドと糊BOXと乾燥用のシリンダー

と織機ビームに巻き取るための装置からなっているだけです。

尚、この糊付け(サイジング)の機械に、染色槽を取り付けると、シート染色機(スラッシャー

染色機)になります。

糊の成分はコーンスターチを主成分としPVAや油剤が入っています。
ですので、長期間放置すると腐ったりします。
 

作成にはクッカーと呼ばれている高圧釜を使用して1時間ほど炊いていきます。

ただ、稼動中の注意点としては、糊液の温度が下がったり外気温が下がったりすると、

糊カスが糸に付着し、品質の低下を招いたりすることがあるので、温度管理がとても

重要になります。

また、織布工場によって糊の硬さを調整する作業が必要になってきます。

 ずいぶん以前のことになりますが、顔料は染料と違ってバインダーと呼ばれている

一種の糊で繊維に固着させますが、その顔料を、このサイジングの機械で使ったことが

あります。

簡単に糸に色をつけることができ、しかも表面だけに、色を付けることができますので、

インディゴ染色のカラー版になる予定でした。

ところが、顔料というのは、熱によってマイグレーションすることが分かったのです。

つまり、シリンダー乾燥によって、接触している糸の表面部分に顔料が移動して、

スジスジの商品になってしまうのです。

昔ですと使い物にならなかったのですが、ひょっとして、今なら商品になるかもしれません。



  ※下の写真は、サイジングの巻き取り部分です。ちょうど、染めた糸を
    糊付けして、織機ビームに巻き取っているところです。


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