排水

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染色(排水処理)




 染色では、必ず、排水処理が必要になってきます。大抵、生物処理と

化学処理の併用です。

ブラック染色のように高負荷でない限り、生物処理(微生物・活性汚泥)

だけで、十分、規制値まで下がってきます。

昔は、田植えのシーズンになると、排水を、よく田んぼに流していた

そうです。



     
虫がつき難く、実りが良かったそうです。

今の一般の人が聞いたらびっくりされるでしょうが、本当の話しです。

もし、研究してみたいと思われる方がおられたら、おもしろいテーマになると思いますよ。

現実に、スラッジ(汚泥)を肥料にしているのですから。


 ここで、排水処理の設備について、簡単にお話ししたと思います。

まず、工場から廃液されたものが、原水ピットと呼ばれている所に集められます。

続いて、ポンプアップで、曝気槽(ばっきそう)に入ります。

ここでは、たくさんの微生物が活動しています。

この微生物が、餌となる染料の廃液を食べてくれます。時間をかけてゆっくりと、食べ

尽くしていきます。

因みに、この曝気槽は、微生物が食べてくれる時間が確保できるだけの容量が、必要

になってきます。もちろん、安全性を考えたら、大きいのに越したことはありません。

尚、この槽には、ブロワーという機械で、常に空気を送って、酸欠にならないようにします。

ちょうど、金魚を飼うような感じです。

その後、沈殿槽に流れて、汚泥が沈殿し、上澄みだけが放流されていきます。

これが、排水処理のうちの生物処理でのながれになりますが、廃液の負荷が高い場合は、

この処理の前に、化学処理を行います。

無機の凝集剤を投入し、PHを適正に調整して、高分子凝集剤で凝集させます。

凝集槽には、加圧浮上タイプ、生物処理の場合と同じ沈殿タイプ等があります。

尚、これでも基準値をクリアできない場合は、活性炭などを使った第3次処理に移行

しますが、コストの面を考えると、染色方法を再検討した方が良いでしょう。






  ※下記(画像)は、排水処理のうちの生物処理設備の概略図になります。
    廃液の流れを記述します。

    @工場内から原水ピットに廃液が流し込まれます。

    A第一、二、三曝気槽を通り、微生物による処理が行われます。
      尚、これらの槽には空気が送り込まれ、酸欠を防いでいます。

    B沈殿槽に汚泥(スラッジ)が溜まり、上澄みが放流されます。
      尚、底に溜まった汚泥の一部は、曝気槽に送り返されます。
      残りは、脱水し、発酵させて堆肥にします。
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