精錬

ジーンズ色いろ

精錬

 ジーンズ色いろ Top page > 染色・加工(さ〜わ行) > 精錬
 アメリカ生まれのジーンズの色 「インディゴブルー」、日本の伝統の色 「ジャパンブルー」。まったく異なる国で、今でも、この同じ藍色「インディゴブルー」が愛され続けています。もちろん世界中で愛されている色「インジゴブルー」と言っても良いかもしれません。そこで、この度、ジーンズの歴史、藍染めの歴史をふり返りながら、これらに関する用語を集めてみました。また、併せて、一般的な染織に関する用語も加えています。ご興味のある方は、是非ご覧下さい。なお、今後も引き続き更新する予定ですが、今現在は、次のような内容でまとめています。「ジーンズ・藍染・草木染・染色・加工・糸・織物・衣服・紡織染加工機・色」の「概要、歴史、名称、技法、特徴など」。


精錬、せいれん


スポンサードリンク


精 錬

 精錬(せいれん)は、木綿や麻、絹などの繊維に含まれる脂肪質や不純物、加工剤、汚れなどを取り除き、繊維の品質を高める処理のことを言います。
一般には、適度な温度の湯に「精錬剤(せいれんざい)」を添加して行います。
その「精錬剤」には、普通、アルカリ類あるいは界面活性剤などが使われます。
例えば、アルカリ類には、石鹸をはじめ、苛性ソーダ、炭酸ソーダ、珪酸ソーダ、石灰、(古くは灰汁)などが挙げられます。
ちなみにロープ染色では、最初の槽でこの精錬を行いますが、96〜98℃の熱湯に少しの精錬剤を入れてロープ状の糸を通します。
約20秒前後です。
言い方を変えると、この程度の条件ではまともな精錬とは言えませんが、これはロープ染色の特徴でもある、またインジゴ染色ということもあり、糸の断面が中白で、表面先着させるのが目的であることから、このような簡単な工程になるわけです。
但し、インジゴ染料を使った綛染めの場合は、熱湯に1時間程度浸して、しっかり精錬します。

ロープ染色機 参考図


ロープ状の糸が精錬槽に入るところ
(ロープ染色)


メニュー

ジーンズ 藍染・草木染 染色・加工(あ〜か行)
染色・加工(さ〜わ行) 糸・織物・衣服(あ〜か行) 糸・織物・衣服(さ〜わ行)
紡織/染色加工機 色・文様 ジーンズ色いろ(はじめに)


【索引のページ】
【索引のページ】では、「ジーンズ色いろ」でアップしております「染色、繊維」全般について記載しています。


スポンサードリンク


【ご注意】
 このサイトをご利用頂くにあたって、下記をよくお読みになり、ご了承いただいた上でお役立て下さい。
@ 当サイトに掲載されている情報は、できうる限り正確なものを提供できるよう細心の注意を払っておりますが、それを保証するものではありません。
A 万一、当サイトに記載された情報の誤報、誤植、欠落などに起因して発生したいかなるトラブルも、当方はその責任を一切負いません。
B 当サイトの情報を利用した結果生じる損害、不都合、不利益については、当方はその責任を一切負いません。
[PR]
食品の豆知識 栄養管理&食品 病気とからだナビ
暮し生活のアイディア 病気と症状いろいろナビ 病気と症状ひと口メモ
呼吸器の病気ナビ 妊娠@ガイドブック 運動器の病気ナビ
皮膚と皮膚付属器の病気ナビ
当サイト、当サイト名、および当サイトの内容・画像等を、あたかも自分のサイトであるかのように利用・使用するのはおやめ下さい。もちろん、内容・画像等の複製(コピーなど)もご遠慮願います。当サイトのご利用には、人間としてのモラルをもってお願い致します。このサイト「運動器の病気ナビ」の全ページの著作権は、すべてこのサイトの管理者にあります。
Copyright (C) ジーンズ色いろ All Rights Reserved