薩摩絣

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薩摩絣

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 アメリカ生まれのジーンズの色 「インディゴブルー」、日本の伝統の色 「ジャパンブルー」。まったく異なる国で、今でも、この同じ藍色「インディゴブルー」が愛され続けています。もちろん世界中で愛されている色「インジゴブルー」と言っても良いかもしれません。そこで、この度、ジーンズの歴史、藍染めの歴史をふり返りながら、これらに関する用語を集めてみました。また、併せて、一般的な染織に関する用語も加えています。ご興味のある方は、是非ご覧下さい。なお、今後も引き続き更新する予定ですが、今現在は、次のような内容でまとめています。「ジーンズ・藍染・草木染・染色・加工・糸・織物・衣服・紡織染加工機・色」の「概要、歴史、名称、技法、特徴など」。


薩摩絣、さつまがすり


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薩摩絣

 慶長十四年(1608年)に、薩摩藩が琉球を侵略した後、その琉球で織り出されていた織物(琉球絣)を、租税として納めさせ、これを市場に送り出したことから、この「薩摩絣(さつまがすり)」の名がつけられるようになりました。
つまり、元は「琉球絣」です。
ところが、この琉球藍を使って染め出されていた絣織物が大変な人気となったため、元文五年(1740年)ごろから明治時代にかけて、鹿児島でも盛んに織られるようになりました。
しかし、その後、久留米絣に圧されて次第に衰退していくことになりますが、第二次世界大戦後、都城市で、素朴な織物から精緻な織物として、再び織り出されるようになりました。

もともとの「薩摩絣」には、木綿の紺地に白い絣柄を織り出した「紺薩摩」と、白地に紺の絣柄をあらわした「白薩摩」とがありますが、いずれも琉球藍を使って染め出されていました。
江戸時代、越後上布などとともに珍重された「薩摩上布(さつまじょうふ)」も、今の沖縄県の宮古、八重山地方から産した上布を、薩摩藩が租税として納めさせ、各地へ販売したことからその名がつけられるようになったわけですが、これは、苧麻(ちよま)を手紡ぎして細密に織り上げた上質の麻布のことです。




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