ループ染色

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ループ染色

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　アメリカ生まれのジーンズの色「インディゴブルー」、日本の伝統の色「ジャパンブルー」。まったく異なる国で、今でも、この同じ藍色「インディゴブルー」が愛され続けています。もちろん世界中で愛されている色「インジゴブルー」と言っても良いかもしれません。そこで、この度、ジーンズの歴史、藍染めの歴史をふり返りながら、これらに関する用語を集めてみました。また、併せて、一般的な染織に関する用語も加えています。ご興味のある方は、是非ご覧下さい。なお、今後も引き続き更新する予定ですが、今現在は、次のような内容でまとめています。「ジーンズ・藍染・草木染・染色・加工・糸・織物・衣服・紡織染加工機・色」の「概要、歴史、名称、技法、特徴など」。

ループ染色、loop dyeing

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ループ染色

　ループ染色（loop dyeing）は、インジゴ染色で使われる染色機のうちの一つ「ループ染色機」による染色のことを指して言います。
このループ染色の特徴は、ロープ染色／シート染色（スラッシャー染色）と違い、各槽を２～３回繰り返し通って染色されるということです。
つまり、同じ染色槽を何度も通るということで、これにより染色槽の数を減らすことができます。
また、このループ染色では、普通、シート状で染色されますが、マングル（絞りロール）のところで、糸同士が重なるため、ロープ染色と同じような厚さになり、「色の立体感」があらわれることが期待できます。
ちなみに、この「ループ染色」は、ロープ染色／シート染色よりも、新しいものですが、現在、世界各地で行われています。
これは、設備的に小スペースで済むことと、サイジングも取り付けられていますので、短納期にも対応できるというメリットがあるからでしょう。
なお、この「ループ染色」の呼称は、同じところを繰り返し通るという意味で付けられています。

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