大島紬

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大島紬

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　アメリカ生まれのジーンズの色「インディゴブルー」、日本の伝統の色「ジャパンブルー」。まったく異なる国で、今でも、この同じ藍色「インディゴブルー」が愛され続けています。もちろん世界中で愛されている色「インジゴブルー」と言っても良いかもしれません。そこで、この度、ジーンズの歴史、藍染めの歴史をふり返りながら、これらに関する用語を集めてみました。また、併せて、一般的な染織に関する用語も加えています。ご興味のある方は、是非ご覧下さい。なお、今後も引き続き更新する予定ですが、今現在は、次のような内容でまとめています。「ジーンズ・藍染・草木染・染色・加工・糸・織物・衣服・紡織染加工機・色」の「概要、歴史、名称、技法、特徴など」。

大島紬、おおしまつむぎ

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大島紬

　大島紬（おおしまつむぎ）は、鹿児島県の奄美大島と鹿児島市で産出される絹の平織物のことを言います。
この大島紬は、名称にあるような紬織物ではなく、絹練撚糸を使用した絹織物で、締機によって絣糸を作り、その糸をテーチ木（車輪梅（しゃりんばい、浜木斛(はまもつこく）)、樹皮を染料）染めと泥染めとを併用して染められます。
特徴としては、草花文や幾何文などの柄が、細かな十字絣の組み合わせで織り出されます。
また、泥染めにより色が渋く落ち着き、さらに、風合いも柔らかいものにしています。
ところで、この「大島紬」は泥染めしたものを言いますが、他に、蓼藍で糸を藍染めした「藍大島」、泥染めと藍染めを併用した「泥藍大島」などがあります。
また、大島紬の柄はユニークなものになっていますが、これは、もともとハブの鱗（うろこ）を再現しようとして発展したものと言われています。

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