オイリング剤

ジーンズ色いろ

オイリング剤

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　アメリカ生まれのジーンズの色「インディゴブルー」、日本の伝統の色「ジャパンブルー」。まったく異なる国で、今でも、この同じ藍色「インディゴブルー」が愛され続けています。もちろん世界中で愛されている色「インジゴブルー」と言っても良いかもしれません。そこで、この度、ジーンズの歴史、藍染めの歴史をふり返りながら、これらに関する用語を集めてみました。また、併せて、一般的な染織に関する用語も加えています。ご興味のある方は、是非ご覧下さい。なお、今後も引き続き更新する予定ですが、今現在は、次のような内容でまとめています。「ジーンズ・藍染・草木染・染色・加工・糸・織物・衣服・紡織染加工機・色」の「概要、歴史、名称、技法、特徴など」。

オイリング剤、oiling agent

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オイリング剤

　オイリング剤（oiling agent）は、繊維と繊維、あるいは繊維と金属部分との耐摩擦性をスムーズにし、また帯電性を防止するなど、品質や作業性を向上する目的で、繊維に付着させる薬剤のことを言います。
例えば、ロープ染色においても、オイリング槽にオイリング剤（分繊油剤、平滑剤）を添加しますが、これは、ロープ状から糸をシート状に広げるとき、糸と糸の絡み、縺れ、乱れなどがあっても、筬（おさ）の部分で糸がスムーズに通るようにするために、特に平滑性を向上させるという目的で、このオイリング剤を使用します。
なお、このオイリング剤は、通常、動植物油、鉱物油がエマルジョン（emulsion）の形で利用されます。

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