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 アメリカ生まれのジーンズの色 「インディゴブルー」、日本の伝統の色 「ジャパンブルー」。まったく異なる国で、今でも、この同じ藍色「インディゴブルー」が愛され続けています。もちろん世界中で愛されている色「インジゴブルー」と言っても良いかもしれません。そこで、この度、ジーンズの歴史、藍染めの歴史をふり返りながら、これらに関する用語を集めてみました。また、併せて、一般的な染織に関する用語も加えています。ご興味のある方は、是非ご覧下さい。なお、今後も引き続き更新する予定ですが、今現在は、次のような内容でまとめています。「ジーンズ・藍染・草木染・染色・加工・糸・織物・衣服・紡織染加工機・色」の「概要、歴史、名称、技法、特徴など」。


小袖、こそで


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小 袖

 小袖(こそで)は、現代の着物の原型と言えるもので、袖口が大きく開いた広袖(大袖)に対し、袖の袂(たもと)の狭い着物のことを言います。
もともとこの小袖には、歴史的に二つの流れがあって、一つは上流階級で礼服の大袖の下に着る下着として用いられていたものが、のちに表着となった小袖。
も一つは、庶民階級で当初から表着として用いられていた小袖とになります。
そして、この二つが、近世になって合流し、現代の形に近いものが、元禄年間(1688年〜1704年)ごろから登場するようになりました。
ただ、このころはまだ、袖幅が身幅に比べて狭いものでしたが、帯幅が広くなるにつれて、袖幅も釣り合いのとれた幅となっていきました。
その後、女性用の小袖の袖丈は、宝暦年間(1751年〜1764年)ごろには、かなり長くなり、二尺八、九寸の大振袖が登場するようになりました。
ちなみに、身八つ口(みやつくち)を開けるようになったのは、正徳年間(1711年〜1716年)ごろからとされています。
また、小袖の身丈については、江戸中期ごろから長く裾をひくようになっています。
模様付けについては、近世初期ごろから盛んに行われるようになり、辻が花染めや慶長模様、寛文模様、さらに元禄年間(1688年〜1704年)には、友禅染めも盛んに行われるようになりました。
つまり、このような変化を遂げながら、明治以降に、総称して「着物」と呼ばれるようになったというわけです。




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