ジーンズ色いろ

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 アメリカ生まれのジーンズの色 「インディゴブルー」、日本の伝統の色 「ジャパンブルー」。まったく異なる国で、今でも、この同じ藍色「インディゴブルー」が愛され続けています。もちろん世界中で愛されている色「インジゴブルー」と言っても良いかもしれません。そこで、この度、ジーンズの歴史、藍染めの歴史をふり返りながら、これらに関する用語を集めてみました。また、併せて、一般的な染織に関する用語も加えています。ご興味のある方は、是非ご覧下さい。なお、今後も引き続き更新する予定ですが、今現在は、次のような内容でまとめています。「ジーンズ・藍染・草木染・染色・加工・糸・織物・衣服・紡織染加工機・色」の「概要、歴史、名称、技法、特徴など」。


絹、きぬ、silk


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 絹(きぬ、silk)は、蚕によってつくられる繭から採った繊維、あるいはその繊維からつくられた織物のことを言います。
中国が原産のこの絹は、5000年の歴史がありますが、日本においては、3世紀ごろから、養蚕と絹織物の生産が始められたとされています。
ちなみに、養蚕、製糸、織布の技術は、渡来人によって伝えられました。
そしてその後、日本各地で生産されるようになりました。
ところが、当初は、まだ品質が悪く、多くは、白糸(唐糸)と呼ばれる生糸を中国から輸入していました。
しかし、17世紀以降、高度な製織技法が伝えられると、国内産、特に京都西陣では高級織物が織り出されるようになりました。
その後、18世紀後半には、丹後縮緬(たんごちりめん)、岐阜縮緬、長浜縮緬などが盛んにつくられるようになり、国内産業の一つとして、この絹織物は定着していきました。
なお、この絹の特徴としては、光沢があり、染め上がりも美しく、弾力もあるということが挙げられます。




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