インジゴ

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インジゴ

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 アメリカ生まれのジーンズの色 「インディゴブルー」、日本の伝統の色 「ジャパンブルー」。まったく異なる国で、今でも、この同じ藍色「インディゴブルー」が愛され続けています。もちろん世界中で愛されている色「インジゴブルー」と言っても良いかもしれません。そこで、この度、ジーンズの歴史、藍染めの歴史をふり返りながら、これらに関する用語を集めてみました。また、併せて、一般的な染織に関する用語も加えています。ご興味のある方は、是非ご覧下さい。なお、今後も引き続き更新する予定ですが、今現在は、次のような内容でまとめています。「ジーンズ・藍染・草木染・染色・加工・糸・織物・衣服・紡織染加工機・色」の「概要、歴史、名称、技法、特徴など」。


インジゴ、indigo


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インジゴ

 インジゴ(indigo)は、藍色の色素成分です。
但し、藍草の葉の中には、藍色の色素である「インジゴ」が含まれているわけではありません。
「インジカン」という無色の物質があり、これが、空気中の酸素や紫外線によって影響を受けて「インジゴ」に変化していくわけです。
この変化するプロセスを上手に利用して、藍染めが行われているわけです。
ところが、藍草から抽出される「インジカン → インジゴ」は、量的に少なく、また、藍草が天然の植物であるが故に、安価で大量に生産することができません。
そこで登場するのが、ドイツの化学者「アドルフ・フォン・バイエル(バイヤー)=Johann Friedrich Wilhelm Adolf von Baeyer」です。
彼の画期的な発明により、この藍色の色素である「インジゴ」が、「インジゴ染料」として誕生しました。(1878年)。
今では、この化学的に合成された「インジゴ染料」が、世界中の人たちの手によって使われています。


indigo super fine
(微粉末のインジゴ染料)

インジゴ染めされた糸の束の断面
(中白の状態)

定番色(ロープ染色 8回染め)
【整理加工前】

生 機 → 3回染め → 6回染め → 7回染め → 8回染め → 10回染め
淡色 → 濃色
【整理加工後】

フェード色
【整理加工前】

インジゴニット
(染めされたニット製品)



  


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