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健康&ダイエットの体験談



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 このページにお越し頂き誠に有難うございます。
このページでは、ランニングを通じて、私の運動・健康・ダイエットに関する体験談をお話ししていきます。
運動することで、健康はもちろんですが、ダイエットにもはっきり効果が出てきます。
ダイエットは無理にやろうと思うと体のどこかに反動がでて、大抵、挫折してしまいます。
リバウンドもあります。
また、食事のコントロールも、とても大切ですが、なかなかコマ目に栄養の管理ができません。
私は自分の体験をもとに、概ね、標準体重の維持、正確には体脂肪率のコントロールが、いかに健康に大切か学んだような気がします。
その結果ダイエットになっているといった感じです。
歳とともに活力の低下が感じられた頃から思えば、とてもエネルギッシュに何でも前向きになれます。
ということで、早速ですが、体験談をお話しさせて頂きます。
尚、無理な運動は、逆に体を壊すとも言われておりますので、ほどほどに。
ただ、ダイエットだけの事を考えると、「今日はキツカッタ!」と思えるぐらいの運動量で効果がでるようです。

体 験 談

私は1999年の1月1日から、軽いランニングを始めるようになりました。
40代ちょっとからの出来事です。
中学時代は、身長167センチ体重86キロと、かなり太目の体型で相撲部のキャプテンをしていました。
プロに誘われたこともあります。
でも、太めとは言え、短距離には自信があり、この当時は、50メートル6秒9だったでしょうか。
また、走り幅跳びも、5メーター20センチを記録したのを覚えています。
ところが、長距離は、まったく嫌いで、持久走がある体育の時間になると、憂鬱で憂鬱でしかたありませんでした。
高校のときでしたか、10キロ走らされる最後の体育の授業がありました。
10キロ走らないと卒業させないと脅され、いやいや走ったのですが、途中でコスイことをしました。
そのコースは山林の同じコースを2周走って10キロということだったのですが、私は、1周の5キロしか走りませんでした。
みんなが2周目を走っているとき、こそっと隠れていた林から出て合流し、完走したことにしたのです。
ゴールについた時、先生に問いただされましたが、何とかごまかすことが出来ほっとした次第です。
ほんとに情けないというか、今になってみればお恥ずかしい話しですが、こんな私が走ろうと一大決心をしたのですから大変なことです。
ワケは私の子供達にあるんです。
     
丁度、走るきっかけになった頃、長女が小六、長男が小四、次男が小一だったでしょうか。
男の子二人はクラスの中でも足が速く、それぞれ陸上部に入っていました。
よく仕事帰りに練習風景をみに行ったものです。
そんなころ、妻と長男と私と三人で100メートルを走ろうということになりました。
だれが一番早いか決めるためです。
妻は大学のとき、ソフトボールのキャプテンを務めていたようですが、見るからに、あまり速そうな体型ではありません。
となると息子との一騎打ちということになるのですが、相手はまだ小学生、負けるわけがありません。
一斉にヨォーイドンの声でスタート。
もちろん予定通り妻は途中でギブアップ。
息子と二人の勝負です。
ところが、無我夢中で走ったのですが、気持ちほど足が前に進まず、ましてや、息をするのも辛いぐらい苦しくなり、完走はしたものの完璧に小学生の息子に、ものの見事に敗れました。
息子はとてもやさしい性格なので、父親の惨めさを笑ったり貶したりはしませんが、それでも父親としての威厳は大幅に失墜です。
子供達は親の背中をみて育つと言いますが、「こんなことでは子供達に示しがつかない。
思春期でグレたらどうするんだ!」、と真剣に考えました。
そこで、仕事でがんばっているお父さんの背中をみせることは、現実的に難しいので、子供達が一生懸命がんばっていること、そう、「陸上だ!」、と思い走り始めたわけです。
もちろん、最初は1キロも走ると呼吸困難で、あの世へ行くんじゃないかと思ったぐらい辛いものがありました。
ましてや若い頃、持久走の大嫌いな人間です。
正直いって最初のそう2ヵ月間は辛かったです。
ところが、その内、体がなれてくるのでしょうか、走る距離がだんだんと長くなっていきました。
半年後には、10キロ程度走れるようになっていました。
また、不思議にも楽しくなっていました。
そんな折、町内で2キロの持久走大会があり、無理やり家族五人出場することになりました。
当然、長男には負けるものかと変なライバル意識が芽生えスタートです。
快調に飛ばして独走態勢かと思われたゴールの100メートルぐらい手前で、何と何と、長男が追い越していってしまったのです。
「なんで、なんでだあー!」と思いつつも2番手でゴールしました。
でも、息子に、「よくがんばったな!」、と息を切らしながら声をかけようとしたら、なんと長男は微笑みながら私をみているではありませんか。
もう、この日から「この子とは一緒に走るのは絶対に止めよう!」と思いました。
ところが、母親は違います。
父親より我が子が勝つことをいつも願っています。
このレースから1年と半年ぐらい経ってのことでしょうか、やはり町内で5キロのマラソン大会がありました。
さすがに妻と長女は、強く敬遠しましたが、妻の魂胆は読めています。
私と息子を競わせ、息子に勝たせるよう、自分は息子を一生懸命応援するはずです。
仕方ない、受けて立とうじゃないか、そんな思いで、私と小六の長男と小三の次男の三人で5キロのコースを走ることにしました。
ところがよく考えてみると、この当時年齢制限が無かったとはいえ、小三の子が五キロの距離を走れるのか、とても不安になりました。
しかし、本人が「ぼくも、どうしても走りたい!」と言うので、でも「お父さんは、一緒には走ってやれないよ。」 心の底では長男と勝負だ!、という思いが強く、つい次男にはこのように言ってしまったのです。
でも、次男はお父さんとお兄ちゃんとの競争のことより、知って欲しかったのは、「ぼくもはしれるんだあー!、はやいんだあー!」というところを親に見せたかったのでしょう。
そして当日、大勢の選手と関係者。 スタート位置につきました。
ピストルを鳴らす係員が「1分前ー!」。
その瞬間、最前列に陣取っていた中学生、高校生が一斉に「おねがいしまーす!」。
私の体の中に血がみなぎってきたのがよく分かります。
そして、スタートです。
     
「えっー! みんな全力疾走? えっー!、えっえー!」、こんなスタートでした。
年甲斐もなく私も負けじと全力。
残り1キロぐらいでしょうか。
私の前に長男はいないはずだ。
でも真後ろで聞こえる息遣いは、ひょっとして息子?
でも後ろを振り返る余裕はもちろん体力も残っていません。
残り1キロ。
もう息子に勝とうが負けようがどっちでもいい。
とにかく一生懸命走ったのだから、と苦しさのあまり弱気になってゴールしました。
ゴールした後は息も出来ないくらい辛かった。
でも、この時は、何とか30メートル程度の差で、父親の威厳を保つことができました。
次男も無事に、なんと25分でゴールしました。
あれから7年、今でも毎朝10キロ程度走っています。
走る楽しさ喜びのようなものを覚え、ハーフ、フルマラソンと一応経験しました。
できれば、元気のある内に、ホノルルマラソンに参加したいと思っています。
ところで、走り始めてとても大事なことが分かったのですが、昔ダイエットに挑戦したことがあります。
大学のとき体重が98キロまでなりました。
さすがに、私の父が「オミャーヨメサンノキテガニャードー」なんてよく言われていました。
それで意地になって、絶食を何度かし、結婚前夜72キロまで体重を落とすことに成功しました。
途中片目が見えなくなったり、活力が極端に低下したり、さんざんな思いをしました。
ところが、結婚して半年、あっという間に85キロ。
もう、情けない情けない。
私の妻は一応管理栄養士なんですが〜。 
ただ、極端な食事制限は体を壊す、自分の身をもって体験していたので、二度と挑戦するつもりはありません。
ところがところがです。
なんと走りはじめて約半年、67キロまで減っているではありませんか。
もちろん食事も酒の量も以前と同じです。
そしてフルマラソンに出場した頃は、なんと60キロを切っているではないですか。
スーツはがぼんがぼん。
ベルトの穴は足りなくなる。
今までLL寸を購入していたのが突如M寸。
知人とすれ違っても気づいててくれない。
親は心配で病院に問い合わせ。
妻は、昔の写真を見て唖然。 人相がずいぶん変わったのですから。
そんな極端な体型に変身してしまいました。
因みに、健康診断の結果も、すべて正常というか、中性脂肪の数値などは基準の下限値より大幅に低いではありませんか。
とても信じられませんでした。
もともと少し高かったのですが、血圧も血糖値もまったく正常域です。
健康診断の当日、診断結果を診て先生の一瞬驚いた顔、今でも忘れられません。
健康は、食事と運動からと言いますが、正に正にその通りですね。
ただ、脈拍が60ちょっとが40台になったのが気になっていましたが、高橋尚子選手は、20台だと聞いて、ずいぶん安心しました。
それから、なんとなんと、走り始めてもう一つ大きく変わったことがあります。
それは、口では上手に言えませんが、なにか活力のようなものが湧いて来て、何かしたい、何かエネルギッシュなことをしたい、こんなふうに思うようになったのです。
精神的な面でも、劇的に、変わってきました。
ある日曜日、軽いランニングをしていました。
すると自動車学校の看板が眼にはいりました。
昔、車の免許を取った学校です。
     
久しぶりにコースだけでもみてみるつもりで、山の中腹まで上がって行きました。
すると、ちょうどオートバイの実演をやっていて、若い人たちのエネルギーに見とれ、即、入校することにしました。
さっそく、若い人と一緒に講習です。
オートバイに初めて触った瞬間、自転車感覚のつもりだったのが、とても重く厄介な代物だと直感しました。
でも、もうあとには引けません。
しかし、若い人はエネルギッシュです。
自分のやりたい目標がはっきりすると、こうも眼の色が変るのか、ある意味頼もしさを感じました。
でも、今の自分になら、そんな彼らにも負けません。
同じように汗をかき、そして辛くても、明日への活力が十分みなぎってきているのですから。
若い頃、バイクに乗ろうと思っったことはなかったのですが、結局、2ヶ月間通い、大型自動二輪まで取得しました。
     
本当に、気持ちの上でもずいぶん変わってきたと思います。
生まれて物心ついて、それ以後ずっと太りっぱなしで、それは仕方の無いことだと思っていました。
走り始める前は、一応健康のためにと、通勤は歩いて通っていました。
だいたい6キロぐらいです。
歩くこともとても健康的で良いと思います。
特に早朝のウォーキングは、気分がリラックスします。
ずいぶん以前になりますが、蒜山高原、大山でウォーキングしたことがあります。
また、三徳山の投入堂にも子供達と上がったことがあります。
いずれも、健康にとても大切なやすらぎ、癒し効果を十分味わえました。
ただ、ダイエットに関してはあまり効果がでなかったように思います。
もっとも、一生懸命歩いていなかったのかな?
走っているときもそうなんですが、ゆっくり走ると体重は変わりませんが、「ちょっと辛かった」と思えるぐらいの走りをすると、必ず、体重は減ります。
やはり、食事と運動量のバランスというものがあるのでしょうね。
しかし、太りっぱなしだった自分が劇的に変わった。 それは、今でも自分自身信じられません。
ダイエットをしようと思って走り始めたわけではないのですが、凄い効果です。
もちろん、ダイエットだけではなく、健康面でも精神面でも、凄く影響がでました。
私は、自分のためにも、また、家族のためにも、長生きをしようと思っています。
ですので、自分の体力に見合った運動だけは、これからもずっと続けていきたいと思っています。

以上、これが私の体験談です。
人はそれぞれ食事の内容と運動量のバランスが違います。
でも、健康を保つためには、まず最低限、標準体重を保つことが基本になると思います。
少なくとも、太りすぎの人は、食事の内容の割に運動量が不足しているのは間違いありません。
筋肉トレーニングやフィットネスなどしている人は、素晴らしいプロポーションをしています。
フラダンスをしている人は、しっかりクビレがあるそうです。
スイミングをしている人は、肌のツヤが良く、歳をとっても光っています。
私は、たまたま、ランニングで体重のコントロールをし、そして健康維持をしています。
人はそれぞれ嗜好が違うでしょうから、自分に合った運動を心がければ良いと思います。
もちろん、自分の体力に応じてですが。
「えっー、運動?」 て思われる方、そういう人こそ、ダイエットを考える前に何かの運動に挑戦することを考えられた方が良いのではないでしょうか。
強い信念さえあれば、必ず、達成できると思います。
がんばりましょう!!
これで、このページを終わります。
最後までお読み頂き有難うございました。


    



別ページに、マラソンの思い出のページを作成しています。
是非、ご覧下さい。 → マラソンの思い出


私が長年没頭してまいりました「ジーンズの染色」について ページを作成しています。人の目に優しいインディゴブルーの染色を中心にお話ししています。
こちらも、どうぞご覧下さい。 → ジーンズ色いろ(はじめに)


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