セルロース繊維の染色

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セルロース繊維の染色

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     アメリカ生まれのジーンズの色 「インディゴブルー」、日本の伝統の藍の色 「ジャパンブルー」。 
   まったく異なる国で、今でも、この同じ藍色「インディゴブルー」が愛され続けています。もちろん世界中で愛されている色 「インジゴブルー」
   と言っても良いかもしれません。そこで、この度、ジーンズの歴史、藍染めの歴史をふり返りながら、これらに関する用語を集めてみました。
   また、併せて、一般的な染織に関する用語も加えています。 ご興味のある方は、是非ご覧下さいませ。
   なお、今後も引き続き更新する予定ですが、今現在は、次のような内容でまとめています。
   「ジーンズ・藍染・草木染・染色・加工・糸・織物・衣服・紡織染加工機・色」の「概要、歴史、名称、技法、特徴など」。

セルロース繊維の染色、セルロースせんいのせんしょく、dyeing of cellulose

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セルロース繊維の染色
セルロース繊維には、木綿や麻などの天然セルロース繊維とレーヨンなどの再生セルロース繊維があり、これらは次に挙げる数種の染料によって染色することができます。

もちろん、希望する色や堅牢度、コスト、染色設備、被染物の形態、染料の性質などを考慮して選択する必要があります。

@ 直接染料 --- 中性塩(塩、芒硝)の添加と染浴の昇温(90℃)により染色します。総じて安価で比較的鮮明な染色物となりますが、吸着による結合があまり強くないため、フィックス剤や銅塩などによる後処理が必要です。この処理を行うと、多少湿潤堅牢度が改善します。

A 反応染料 --- 繊維と共有結合して染着します。そのため、湿潤堅牢度が優れています。また、広い範囲で鮮明な色相が得られます。ただ、塩素や汗、耐光堅牢度が問題になる染料があります。この反応染料には、低温タイプ(常温)、中温タイプ(60℃)、高温タイプ(80℃)があり、それぞれ中性塩(塩、芒硝)を添加して染色します。

B バット染料 --- 各種堅牢度はかなり良好で、先染め、後染めの高堅牢度染色用として重用されていますが、反応染料に比べると、やや染着力、鮮明さの点で劣ります。この染法としては、アルカリ性ハイドロサルファイトで還元して、その還元された染料を繊維に吸収させ、空気中などでの酸化によって発色させます。これには、普通染法(IN)、温染法(IW)、冷染法(IK)などがあります。

C 硫化染料 --- 鮮明な色はありませんが、比較的安価なため、広く用いられています。染法としては、硫化ナトリウムで還元して繊維に吸収させた後、空気中などでの酸化によって発色させます。

D ナフトール染料 --- 橙、赤、紺色などの濃色染めに用いられることが多く、堅牢度も良好で、糸染めや捺染に多用されます。染法としては、ナフトールAS類(下漬剤)の溶液中に糸や布などを浸して吸収させ、次に顕色剤(ベース類、ソルト類(=ベースのジアゾ化物))の溶液に入れ、カップリングさせて発色させます。

E 塩基性染料 --- タンニン媒染法などにより染色します。耐光性が乏しいため、用途はかなり限定されます。

F 特殊分散染料 --- ポリエチレングリコール類を併用することにより、木綿に包接形式で染着されます。特に、ポリエステル/綿の混紡品の染色に利用されます。

なお、これらの染法では、浸染法のほかに、パッドジッグ、パッドロール、パッドスチーム、パッドドライスチーム法が利用されます。

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