ロープ染色の染色

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ロープ染色の染色

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 アメリカ生まれのジーンズの色 「インディゴブルー」、日本の伝統の色 「ジャパンブルー」。まったく異なる国で、今でも、この同じ藍色「インディゴブルー」が愛され続けています。もちろん世界中で愛されている色「インジゴブルー」と言っても良いかもしれません。そこで、この度、ジーンズの歴史、藍染めの歴史をふり返りながら、これらに関する用語を集めてみました。また、併せて、一般的な染織に関する用語も加えています。ご興味のある方は、是非ご覧下さい。なお、今後も引き続き更新する予定ですが、今現在は、次のような内容でまとめています。「ジーンズ・藍染・草木染・染色・加工・糸・織物・衣服・紡織染加工機・色」の「概要、歴史、名称、技法、特徴など」。


ロープ染色の染色、せんしょく


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ロープ染色の染色

 ロープ染色機によるインジゴの染色(せんしょく)は、概ね、次のようになります。
@ 精練槽
温度は90℃以上、浸漬時間は20秒〜30秒程度、精練剤を少量添加。 (精練剤を使用しない場合もあります。)
A 水洗槽
浸漬時間は20秒〜30秒程度、3槽〜4槽あります。
B 染色槽
液温は常温、浸漬時間は20秒〜30秒程度、6槽〜12槽あります。 (工場によっては大きく異なります。) 次の槽に入る前に、空気中で1〜2分間のエアリング時間をとります。
C 水洗槽
浸漬時間は20秒〜30秒程度、3槽〜4槽あります。 (それぞれの槽のうち、いずれかの槽で湯洗を行うケースもあります。)
D オイリング槽
次の分繊工程での、糸通しがスムーズに行えるように、この槽で染色された糸に分繊剤・平滑剤を含ませます。 温度は40℃〜60℃、浸漬時間は20秒〜30秒程度。
E 乾 燥
シリンダー乾燥。 表面温度は、平均、105℃〜110℃。
なお、それぞれの槽において、糸が槽から出た直後にマングル(絞りロール)で絞られますが、その絞り率は、たいてい約70%前後に設定されます。
また、染色槽を出て絞られた後は、必ず、エアリング(空気酸化、スカイイング(Skying)、1〜2分間)が行われます。

ロープ染色機 参考図




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