可溶性バット染料

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     アメリカ生まれのジーンズの色 「インディゴブルー」、日本の伝統の藍の色 「ジャパンブルー」。 
   まったく異なる国で、今でも、この同じ藍色「インディゴブルー」が愛され続けています。もちろん世界中で愛されている色 「インジゴブルー」
   と言っても良いかもしれません。そこで、この度、ジーンズの歴史、藍染めの歴史をふり返りながら、これらに関する用語を集めてみました。
   また、併せて、一般的な染織に関する用語も加えています。 ご興味のある方は、是非ご覧下さいませ。
   なお、今後も引き続き更新する予定ですが、今現在は、次のような内容でまとめています。
   「ジーンズ・藍染・草木染・染色・加工・糸・織物・衣服・紡織染加工機・色」の「概要、歴史、名称、技法、特徴など」。

可溶性バット染料、solubilized vat dye

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可溶性バット染料
水に不溶性のインジゴ/チオインジゴ系及びアントラキノン系バット染料のロイコ体を、酸性硫酸エステルのナトリウム塩として水溶性にしたものが「可溶性バット染料(solubilized vat dye)」です。

これは「ロイコバットエステル染料」とも呼ばれます。

1922年にスイスの「Durand-Huguenin」社が、初めて工業化しました。
これを「インジゴゾール染料」と命名。

その後「アントラゾール染料」、「ソルドン染料」という商品名で、他社も市販するようになりました。

染法としては、バット染料のように、ハイドロサルファイトのような還元剤で還元するのではなく、繊維に染料を付着させ、希硫酸中で酸化剤、例えば、亜硝酸ナトリウムを作用させます。

これでロイコエステルの酸化と分解が同時に起こり、元のバット染料に戻り発色します。

なお、この染料は、酸性で染色できるため、タンパク繊維やナイロンの染色にも利用できます。

また、各種堅牢度も比較的良好で、貯蔵についても安定性があります。

但し、光や酸で分解し易い特性があり、また高価なため、あまり多くは利用されていません。

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