デニムの整理加工

ジーンズ色いろ

デニムの整理加工

 ジーンズ色いろ Top page > 染色・加工(さ〜わ行) > デニムの整理加工
 アメリカ生まれのジーンズの色 「インディゴブルー」、日本の伝統の色 「ジャパンブルー」。まったく異なる国で、今でも、この同じ藍色「インディゴブルー」が愛され続けています。もちろん世界中で愛されている色「インジゴブルー」と言っても良いかもしれません。そこで、この度、ジーンズの歴史、藍染めの歴史をふり返りながら、これらに関する用語を集めてみました。また、併せて、一般的な染織に関する用語も加えています。ご興味のある方は、是非ご覧下さい。なお、今後も引き続き更新する予定ですが、今現在は、次のような内容でまとめています。「ジーンズ・藍染・草木染・染色・加工・糸・織物・衣服・紡織染加工機・色」の「概要、歴史、名称、技法、特徴など」。


デニムの整理加工、せいりかこう


スポンサードリンク


デニムの整理加工

 一般に、整理加工(せいりかこう)は、生地(布地)に加工を施して、その生地の用途に応じた特性/機能/風合を付加し、商品価値を高める目的で行われます。
デニムの整理加工には、いろいろありますが、主に「防縮加工(サンフォライズ)、毛焼き加工、樹脂加工、形態安定加工」などがあります。
この中で、特に最近注目される加工としては、「形態安定加工」があります。
これは、生地の形態を安定させるために、液体アンモニアを使って処理をする加工です。
同じような加工で、苛性ソーダを使って処理をする加工も行われています。
デニムは堅い板と違って、形態が不安定なため、製品の品質向上のために、上記のような加工が注目されるようになるわけです。
ちなみに、このような加工をすると、生地(布地)の綾目(あやめ)もスッキリしてきます。
防縮加工(サンフォライズ)は、古くから行われている加工の一つで、強制的に生地(布地)を縮ませ、製品(ジーンズなど)を洗って乾燥しても、ほとんど縮まないようにするのを目的として行われます。
これも形態を安定させるための一つの手段と言えます。
また同じように、斜行留め(しゃこうどめ)の加工も、綾織物では特に必須で、縫製/洗い加工後、縫い合わせた部分のズレ(よじれ)を防いでやることを目的に行います。
毛焼き加工は、生地の表面をバーナーなどで焼いて、毛羽などを取り除いてやるために行います。
これを施すとツラがとても綺麗になります。
インジゴブルーの色も、黒味で深みのある色になります。


整理加工に必要な乾燥工程 (シリンダー乾燥)

整理加工後に行われる検反機


メニュー

ジーンズ 藍染・草木染 染色・加工(あ〜か行)
染色・加工(さ〜わ行) 糸・織物・衣服(あ〜か行) 糸・織物・衣服(さ〜わ行)
紡織/染色加工機 色・文様 ジーンズ色いろ(はじめに)


【索引のページ】
【索引のページ】では、「ジーンズ色いろ」でアップしております「染色、繊維」全般について記載しています。


スポンサードリンク


【ご注意】
 このサイトをご利用頂くにあたって、下記をよくお読みになり、ご了承いただいた上でお役立て下さい。
@ 当サイトに掲載されている情報は、できうる限り正確なものを提供できるよう細心の注意を払っておりますが、それを保証するものではありません。
A 万一、当サイトに記載された情報の誤報、誤植、欠落などに起因して発生したいかなるトラブルも、当方はその責任を一切負いません。
B 当サイトの情報を利用した結果生じる損害、不都合、不利益については、当方はその責任を一切負いません。
[PR]
食品の豆知識 栄養管理&食品 病気とからだナビ
暮し生活のアイディア 病気と症状いろいろナビ 病気と症状ひと口メモ
呼吸器の病気ナビ 妊娠@ガイドブック 運動器の病気ナビ
皮膚と皮膚付属器の病気ナビ
当サイト、当サイト名、および当サイトの内容・画像等を、あたかも自分のサイトであるかのように利用・使用するのはおやめ下さい。もちろん、内容・画像等の複製(コピーなど)もご遠慮願います。当サイトのご利用には、人間としてのモラルをもってお願い致します。このサイト「運動器の病気ナビ」の全ページの著作権は、すべてこのサイトの管理者にあります。
Copyright (C) ジーンズ色いろ All Rights Reserved